ラオスの布を二部式帯にするということ・・・

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 あ~~~眠い! サッカー見てしもたぁ~!!
 頑張って目を開けて書きます!

 
 外国の民族衣装の布を帯にする場合、

   現地で指導して 帯のサイズに織ったり染めたりするという方法もありますが、、、

 例えばラオスの布の場合 
 
   シンと呼ばれる、ラオスの女性のほとんどが穿いておられる民族衣装を二部式帯に作りました。

 筒状の布を畳んでフックで止めて穿くので、2Mあったら御の字なのです。

 帯にするには短すぎるし、柄合わせも 四苦八苦するのですが、

 足りないところ=お太鼓の裏とか、胴の裏とか・・は
    地色が同じで布の質感が似ているものを探して
 表に見えるところにひびかないところは、無地の布を足して作ります。

 お願いすれば、日本の帯の長さに織っていただけるでしょうが、

 私は、ずっと大切にされて続いてきた、ラオスの民族衣装に敬意を払いたかったのです。

 せっかくの布を切り刻んで 帯にして 何が敬意?と思われるかもしれませんが、
 
 ラオスの人々がずっと大切に守ってこられた布を、
    日本がずっと大切に守ってきた帯として
 身に着けたい!と思って作りました。

 
 もりたもとこ
 

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