もりたの二部式帯物語②

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帯は二部式で!と決めたものの

帯の形がどうなっているか?ちゃんとした締め方も おぼろげだった私・・・

着物を着たい!という一念だけで突っ走る・・・もりたの暴走ストーリーの幕開けです。


とりあえず、教科書探し

最初に見つけたのが、大塚末子さんの御本でした。

着物を現代的に簡単に、でも形は崩さずに着たい人のバイブルのような本です。

ただ二部式と言っても、胴からお太鼓がニョキっと出ているという作り方で、

今ならすぐに理解出来るんですが、どう考えてもチンプンカンプン

とりあえず作っちゃえ!と思って作ったのがこの帯です。

とりあえずと言いながら、厚かましくも昆布さんに布を渡して「ちょっとコラージュとかやってみて」
と頼んだ私・・・

とっても素敵なコラージュをしてもらったのに締め方がわからず
たぶん一回も締めてないもよう・・・

ゴメン!昆布さん 今日締めたし

お太鼓のコラージュの位置を間違えてだいぶ上にって言ってしまったようで、せっかくの柄が天に向かってしまってますが

試行錯誤の果てに生み出した、輝かしき第一号です。


大塚末子さんの本では名古屋帯を切って二部式にするという趣旨だったような気がしますが、
 
勝手な解釈をして布から作ったので、胴が一重巻きです。

布が少ししかない場合や二重に巻くのが苦しい場合には最適かもって、今さらながら締めてみての感想です。


つづく

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