伊兵衛織

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先日 ご案内をいただいたので、「伊兵衛織」の展示会にお邪魔してまいりました。

河原町に丸善があった時に初めて拝見してから、もう10年以上経つでしょうか・・・

「当地では最後の展示です。」とご案内にありましたので、

「もう京都ではされないのですか?」と聞くと、

「いやもう 11月で伊兵衛織はやめるんです」   え~~~!!

「日本産の玉繭が手に入らなくなったのでね・・・

外国産のを使うと伊兵衛織ではなくなりますからね。」

残念ながら高嶺の花で まだ伊兵衛織を纏ったことの無い私が言うのもなんですが、

寂しいというか、悲しいというか、もったいないというか・・・

材料にこだわって良いものを作ろうとなさっておられるところが、止めざるをえない・・・

 着物の未来は?日本の未来は?  とても暗澹たる気持ちになってしまいます。


暑かったので、夏塩沢の着物に大橋保太さんの染め帯を締めていったのですが、

とても誉めていただき・・・「良いものを着ておられるのは、わかりますよ」とおっしゃったときに

良いものが良い!と判っていただける方が 本当に少なくなってしまって、

本当に どうなる日本!! と またまた 真剣に心配になってしまいました。


「がんばって 着物屋さん 続けてくださいね!」とおっしゃっていただいて、

なんだか 鼻の奥がツーンとなってしまい・・・シトシト降る雨の中、帰ってまいりました。



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